2025/10/27
00:18
07th大浴場2025お疲れさまでした〜!
ひっそりとうみねこの漫画展示で参加しておりました。
イベント自体は終了しましたが、自分自身が仕事で全然祭りに参加出来ていなかったので、ひとまずネットプリント期限の11/2くらいまでは公開している予定です。
展示作品はBOOTHからDL出来るのでよかったらどうぞ〜。
ひっそりとうみねこの漫画展示で参加しておりました。
イベント自体は終了しましたが、自分自身が仕事で全然祭りに参加出来ていなかったので、ひとまずネットプリント期限の11/2くらいまでは公開している予定です。
展示作品はBOOTHからDL出来るのでよかったらどうぞ〜。
2025/9/25
23:56
9月25日マチネ観劇。キルバーン感想書き散らし。
血花嫁ソフィ、やはりリリーではあったが、あらゆる記憶を落っことしても「ソフィ・アンダーソン」だけは絶対に忘れなかったの、魂に刻みつけられた痕って感じで大興奮してしまった……。
リリーの終わりなき旅の始まりはソフィ・アンダーソンから……。そしてリリーの旅を終えられるのもソフィ・アンダーソンだけ……。
かりそめとはいえ「ソフィ」のことを「デリコ家のダリ」が助けるという図は、物語として可視化はされていない(年表とコミカライズ5巻巻末の書き下ろしで描写はある)が、TRUMP〜ダリちゃんが亡くなるあたりまでの時系列で、ソフィのことをデリコ家で保護していたという図と重なり、本当に配役と関係性の描写がすげー! とテンションが上がってしまった……。こういうの大好き……何を隠そう私はマリゴのキャラクターの名前でもテンションが上がった人間。
ちなみにダリアの花言葉の中には「希望」もあるのでつまり「ダリア・デリコ」は「ウル」……(ろくろ屋さんのポーズ)
キルバーンめちゃ面白かったな……なるほどこれがヒャッハー系ミュージカルなんですね。観劇中に立たされたの初めての経験でしたよ。こんなのライブじゃん。
みんな癖強くて面白かったな……あと男女問わずみんなすげー腹筋割れてた……。ドナボーイドナガールもすげー動きすんのよ…………。特に宮下さんのポピー、衣装からキャラから曲から全部全部ガッチリハマってて楽しかったな…………。
いつも世界観で衣装の色が統一されてるから今回の衣装なんでこんな色がバラバラなんだろうと思ってたけど曲が始まって腕輪が光だしてからわかった、メンカラというやつですね(ライブ初心者の感想)
観劇中は後ろの席から見た方がこの光景は綺麗に見えたんじゃないかなあと思うなどしました。
今回はめちゃくちゃ前方席が当たったため、みんなの表情は本当によく見えたがスピーカーから響く音圧にずっと気圧されてしまった……。でも耳栓をしていたことによりなんとかなりました。耳栓買っておいて良かったです。すげーズンズン響いていた。でも音量控えめな分、周りの音も控えめなので盛り上がりを感じ取れず、周りが声援や拍手をしてるのかどうかいまいちわからず、そして前方席なのでどのくらいのテンションで光る腕輪と腕を振っていいのかわからず、めっちゃ不安にはなった。そんな日もありますね。
(ちなみにこれは余談ですが、買った耳栓はLoop の Experience2 です。以前フォロワーの方がこういった用途で同じメーカーのものを使用していると小耳に挟んでいたので……音量を抑えつつも必要な音は聞き取れて、ストレスはなかったです。いつも揺れと音で酔いが酷かった移動中の電車でも活躍してました。これはいい買い物をした。余談終わり)
ストーリーは予想の遥か斜め上をいく結末だったな……。
ソフィ(リリー)には不死卿が見えていない時点でヴェラキッカを思い出しすごい嫌な予感はしていたが…………そうくるかー。
今作のライネス、新良エツ子さんのいつものではなく、バンドアレンジ風かつ松岡さん歌唱でカッコよく骨太になっててウオーッてなってしまった……。
繭星の「アンジェリコの中だけで流れているしょうもないライネス」を思い出して……。あのライネスは不死卿にしか聴こえてないんだ…………つら…………。
そしてここからリリーの長い旅が始まるんだ…………。
ところでポピーがリリーを救出するにあたり、内部で協力してくれた若い職員とやらがたぶんシュカなんだろうか……。などと考えていたけどあの辺のセリフよく聞き取れなかったんですよね……ポピーのビジュアルに圧倒されていたので……配信間に合えば観られたらいいが…………。あとで確認したい。
幻想不死者の前にクラウスではないが本物不死者を連れて来ちゃうポピー(そして連れて来た理由も自分の私利私欲のため)、やってることはアレなんだけれども、行動によって生まれた結果としてリリーが救出され正気を取り戻すの、すごい好き。
じじいとじじいの巨大感情に巻き込まれた人たち……あまりにもびっくりしたし最後の方「結婚した……」って心の中で叫んじゃった。結婚したし永遠になったね? あれってもう一種の黄金郷なのでは? 約束を果たし、二人は真実の愛を見つけて世界の最小人数を満たしたので。
(またメンカラの話に戻るが、不死卿は黄色で美少年グスタフは白だと思っていたけど、あの光景を見せられたあとだと、黄色と白じゃなくて、ニゲラが金で、ビンカが銀だったんじゃないかな……と思いました。なんせ二人で一対なので…………)
あの館で起こった一連の出来事は、リリーの「ここでは何も起きていない」に尽きるんだけども…………。
ところで実体のない不死卿がどうして共同幻想の中ではみんなのイニシアチブを取れたのか。
みんな深い繭期になって同じ幻想を見ていたから? そしたら噛まなくてもイニシアチブ取ったことになるんですか……?? 美少年がみんなのこと噛んでたのかなと思ってたけどそんなんじゃなさそうだし……。
こわ……。
個人的にはオリーブが繭期の時でも正気の時でも狂ってて良かったですね。
繭期ジャンキーの自分が愛していた夫を殺してしまった事実を明るく話し、でもそれをきっかけにCOCOON撲滅に向けて行動し、でも倫理観はアレなので仕事は仕事で割り切るし罪のない少女を殺すことも一切躊躇わないし繭期の衝動にも逆らわない……正気のまま狂ってる感じでとても良い。そして自覚はあるので狂ったまま冷静に分析しているところも良い。
あと紫蘭と竜胆って、LILIUMのサナトリウムクランの二人ではなく、もっと別のモデルがいたってことなの…………?
『BLOSSOS』内で、クランにいた少女たちの名前は誘拐前の本来の名前ではない(ソフィがイニシアチブを取った際にそれぞれに花の名前を名付けていたと思われる)、という描写があったことを思い出していたので、LILIUMの紫蘭と竜胆も、名付けのモデルはその人間なのに繭期ジャンキーの犯罪者の芸術作品とやらから拝借された名前なんじゃ……?? などと勘繰ったりなどしております。そのナントカって人の話もう少し詳しく……(既に固有名詞を聞きこぼしている)
パンフの書き下ろしはまだ手をつけてないので、読んだら何か感想変わるかもしれないです。
ひとまずの初見感想をここに書き残しておきます。畳む
#TRUMPシリーズ
血花嫁ソフィ、やはりリリーではあったが、あらゆる記憶を落っことしても「ソフィ・アンダーソン」だけは絶対に忘れなかったの、魂に刻みつけられた痕って感じで大興奮してしまった……。
リリーの終わりなき旅の始まりはソフィ・アンダーソンから……。そしてリリーの旅を終えられるのもソフィ・アンダーソンだけ……。
かりそめとはいえ「ソフィ」のことを「デリコ家のダリ」が助けるという図は、物語として可視化はされていない(年表とコミカライズ5巻巻末の書き下ろしで描写はある)が、TRUMP〜ダリちゃんが亡くなるあたりまでの時系列で、ソフィのことをデリコ家で保護していたという図と重なり、本当に配役と関係性の描写がすげー! とテンションが上がってしまった……。こういうの大好き……何を隠そう私はマリゴのキャラクターの名前でもテンションが上がった人間。
ちなみにダリアの花言葉の中には「希望」もあるのでつまり「ダリア・デリコ」は「ウル」……(ろくろ屋さんのポーズ)
キルバーンめちゃ面白かったな……なるほどこれがヒャッハー系ミュージカルなんですね。観劇中に立たされたの初めての経験でしたよ。こんなのライブじゃん。
みんな癖強くて面白かったな……あと男女問わずみんなすげー腹筋割れてた……。ドナボーイドナガールもすげー動きすんのよ…………。特に宮下さんのポピー、衣装からキャラから曲から全部全部ガッチリハマってて楽しかったな…………。
いつも世界観で衣装の色が統一されてるから今回の衣装なんでこんな色がバラバラなんだろうと思ってたけど曲が始まって腕輪が光だしてからわかった、メンカラというやつですね(ライブ初心者の感想)
観劇中は後ろの席から見た方がこの光景は綺麗に見えたんじゃないかなあと思うなどしました。
今回はめちゃくちゃ前方席が当たったため、みんなの表情は本当によく見えたがスピーカーから響く音圧にずっと気圧されてしまった……。でも耳栓をしていたことによりなんとかなりました。耳栓買っておいて良かったです。すげーズンズン響いていた。でも音量控えめな分、周りの音も控えめなので盛り上がりを感じ取れず、周りが声援や拍手をしてるのかどうかいまいちわからず、そして前方席なのでどのくらいのテンションで光る腕輪と腕を振っていいのかわからず、めっちゃ不安にはなった。そんな日もありますね。
(ちなみにこれは余談ですが、買った耳栓はLoop の Experience2 です。以前フォロワーの方がこういった用途で同じメーカーのものを使用していると小耳に挟んでいたので……音量を抑えつつも必要な音は聞き取れて、ストレスはなかったです。いつも揺れと音で酔いが酷かった移動中の電車でも活躍してました。これはいい買い物をした。余談終わり)
ストーリーは予想の遥か斜め上をいく結末だったな……。
ソフィ(リリー)には不死卿が見えていない時点でヴェラキッカを思い出しすごい嫌な予感はしていたが…………そうくるかー。
今作のライネス、新良エツ子さんのいつものではなく、バンドアレンジ風かつ松岡さん歌唱でカッコよく骨太になっててウオーッてなってしまった……。
繭星の「アンジェリコの中だけで流れているしょうもないライネス」を思い出して……。あのライネスは不死卿にしか聴こえてないんだ…………つら…………。
そしてここからリリーの長い旅が始まるんだ…………。
ところでポピーがリリーを救出するにあたり、内部で協力してくれた若い職員とやらがたぶんシュカなんだろうか……。などと考えていたけどあの辺のセリフよく聞き取れなかったんですよね……ポピーのビジュアルに圧倒されていたので……配信間に合えば観られたらいいが…………。あとで確認したい。
幻想不死者の前にクラウスではないが本物不死者を連れて来ちゃうポピー(そして連れて来た理由も自分の私利私欲のため)、やってることはアレなんだけれども、行動によって生まれた結果としてリリーが救出され正気を取り戻すの、すごい好き。
じじいとじじいの巨大感情に巻き込まれた人たち……あまりにもびっくりしたし最後の方「結婚した……」って心の中で叫んじゃった。結婚したし永遠になったね? あれってもう一種の黄金郷なのでは? 約束を果たし、二人は真実の愛を見つけて世界の最小人数を満たしたので。
(またメンカラの話に戻るが、不死卿は黄色で美少年グスタフは白だと思っていたけど、あの光景を見せられたあとだと、黄色と白じゃなくて、ニゲラが金で、ビンカが銀だったんじゃないかな……と思いました。なんせ二人で一対なので…………)
あの館で起こった一連の出来事は、リリーの「ここでは何も起きていない」に尽きるんだけども…………。
ところで実体のない不死卿がどうして共同幻想の中ではみんなのイニシアチブを取れたのか。
みんな深い繭期になって同じ幻想を見ていたから? そしたら噛まなくてもイニシアチブ取ったことになるんですか……?? 美少年がみんなのこと噛んでたのかなと思ってたけどそんなんじゃなさそうだし……。
こわ……。
個人的にはオリーブが繭期の時でも正気の時でも狂ってて良かったですね。
繭期ジャンキーの自分が愛していた夫を殺してしまった事実を明るく話し、でもそれをきっかけにCOCOON撲滅に向けて行動し、でも倫理観はアレなので仕事は仕事で割り切るし罪のない少女を殺すことも一切躊躇わないし繭期の衝動にも逆らわない……正気のまま狂ってる感じでとても良い。そして自覚はあるので狂ったまま冷静に分析しているところも良い。
あと紫蘭と竜胆って、LILIUMのサナトリウムクランの二人ではなく、もっと別のモデルがいたってことなの…………?
『BLOSSOS』内で、クランにいた少女たちの名前は誘拐前の本来の名前ではない(ソフィがイニシアチブを取った際にそれぞれに花の名前を名付けていたと思われる)、という描写があったことを思い出していたので、LILIUMの紫蘭と竜胆も、名付けのモデルはその人間なのに繭期ジャンキーの犯罪者の芸術作品とやらから拝借された名前なんじゃ……?? などと勘繰ったりなどしております。そのナントカって人の話もう少し詳しく……(既に固有名詞を聞きこぼしている)
パンフの書き下ろしはまだ手をつけてないので、読んだら何か感想変わるかもしれないです。
ひとまずの初見感想をここに書き残しておきます。畳む
#TRUMPシリーズ
2025/8/25
23:02
5におけるヱの字の追い詰め方を見ながら、個人的には哥が「柳清歌殺し」の罪を九に着せた論法もそれに近いんじゃないかなあと思ってるよ。「真に真実であるかどうか」はあの場面においてはさして重要ではなく、「誰も反論が出来ないほどの完璧な真実であると証明できること」の方が重要な気がするので。
狂傲仙魔途エアプ勢なので憶測だけど。
掌門が許可しないと入れない洞窟の中にいたのは二人だけ。片方は胸に剣を刺して倒れており、片方は血塗れで立っている。二人とも互いによく言い争っており被害者に向けて「いずれ殺してやる」という言葉をよく投げつけていたことを周囲も目撃している。
までの状況証拠が揃っていてかつ、過去の事件で遺体も現場も既に検証不可能となるとな。真実はどうあれな……みたいなところはあるんだよなあ。
でもやっぱり岳清源だけは「本当に殺してしまったのか」と聞いてはダメだったんだよ(突然の飛び火)
柳清歌殺しの話に戻るけど、代替わりして間もない頃、まるでタイミングを見計らったように走火入魔しかけた沈清秋を岳清源が助けに来てくれたじゃないですか。でも同じ現場でも走火入魔した柳清歌の時には来なかったじゃないですか(柳清歌殺しのタイミングがさはんと同じなら、仙盟大会の会議でたまたま山にいなかったのではと思われるが)……。
そこから推察するに、タイミングよく出てきた時は、「ちょうど例の現場だし二人きりだし今なら話せるかも……」で岳清源は洞窟の中まで小九を追いかけてきたのではないですか。それでたまたまあのタイミングでまた言いそびれたのではないですか……(個人の意見です)
だそうなので、何年も山を空けていることは流石にないと思うとやっぱり柳清歌殺しの時もいたんじゃないか、山に……(未然に気づけなかったのはやはり単純に今回は沈清秋の後を追いかけていかなかったからなのでは……)畳む
#人渣反派自救系統
狂傲仙魔途エアプ勢なので憶測だけど。
掌門が許可しないと入れない洞窟の中にいたのは二人だけ。片方は胸に剣を刺して倒れており、片方は血塗れで立っている。二人とも互いによく言い争っており被害者に向けて「いずれ殺してやる」という言葉をよく投げつけていたことを周囲も目撃している。
までの状況証拠が揃っていてかつ、過去の事件で遺体も現場も既に検証不可能となるとな。真実はどうあれな……みたいなところはあるんだよなあ。
でもやっぱり岳清源だけは「本当に殺してしまったのか」と聞いてはダメだったんだよ(突然の飛び火)
柳清歌殺しの話に戻るけど、代替わりして間もない頃、まるでタイミングを見計らったように走火入魔しかけた沈清秋を岳清源が助けに来てくれたじゃないですか。でも同じ現場でも走火入魔した柳清歌の時には来なかったじゃないですか(柳清歌殺しのタイミングがさはんと同じなら、仙盟大会の会議でたまたま山にいなかったのではと思われるが)……。
そこから推察するに、タイミングよく出てきた時は、「ちょうど例の現場だし二人きりだし今なら話せるかも……」で岳清源は洞窟の中まで小九を追いかけてきたのではないですか。それでたまたまあのタイミングでまた言いそびれたのではないですか……(個人の意見です)
こういうのって、地味だから描写にして数行だろうけど、実は結構時間経ってるからな!(by.垣)
だそうなので、何年も山を空けていることは流石にないと思うとやっぱり柳清歌殺しの時もいたんじゃないか、山に……(未然に気づけなかったのはやはり単純に今回は沈清秋の後を追いかけていかなかったからなのでは……)畳む
#人渣反派自救系統
2025/8/25
21:52
フォロワーが言っていた「小九の善性は七哥だったのではないか」が個人的には結構ストンと胸に落ちており、七哥って、たぶん沈九を悪役として存在させるために作者が作り出した善性の存在なんじゃないかなと思っており。100人に聞いたら100人が「善人」や「お人好し」と言うような。
そんな人間が人生でたった一人だけ特別扱いした小九が、七哥と知り合ったことで善性を知った小九が、七哥に裏切られたと思ったらどうなるか……みたいな。
沈九は、100人に聞いたら99人が「人渣」と答える存在だと思うし本人もそれについては否定も肯定もしないが、岳清源だけは困ったように眉を下げながら「清秋師弟は清秋師弟だから……」とだけ言うと思います。願望ですがアリ寄りのアリだと思います。
割と向天打飛機自身も岳清源のお人好しな面を利用しているところ、あるので…………。
小九も、七哥があそこで引き返さなければ秋家に買われることもなかったし、七哥と約束をしなければ限界まで耐え忍ぶことにもならなかったし、七哥と再会しなければ人でなしとはいえ師を殺そうと思わなかったし……小九が人渣沈清秋に至るまでの分水嶺には全部七哥がいる。逆も然りで、小九がいなければ、七哥も仙門に入ろうとは思わなかったし、走火入魔にならなかったし、掌門にまでならなかった。互いに互いが今に至るためには必要不可欠な存在になっているというか。
なんでこんなこと考え出したかといえば「岳清源のこと作者はどう思っているのかな」という何気ない一言からなので……あくまで物語的な存在意義として考えたのですが……とりあえず終わりです。
掌門になった後も、小九の前で曝け出す七哥の自我の時の一人称が「ぼく」なの、邦訳版ならではの味がするのでずっと噛み締めてますね……。畳む
#人渣反派自救系統
そんな人間が人生でたった一人だけ特別扱いした小九が、七哥と知り合ったことで善性を知った小九が、七哥に裏切られたと思ったらどうなるか……みたいな。
沈九は、100人に聞いたら99人が「人渣」と答える存在だと思うし本人もそれについては否定も肯定もしないが、岳清源だけは困ったように眉を下げながら「清秋師弟は清秋師弟だから……」とだけ言うと思います。願望ですがアリ寄りのアリだと思います。
割と向天打飛機自身も岳清源のお人好しな面を利用しているところ、あるので…………。
小九も、七哥があそこで引き返さなければ秋家に買われることもなかったし、七哥と約束をしなければ限界まで耐え忍ぶことにもならなかったし、七哥と再会しなければ人でなしとはいえ師を殺そうと思わなかったし……小九が人渣沈清秋に至るまでの分水嶺には全部七哥がいる。逆も然りで、小九がいなければ、七哥も仙門に入ろうとは思わなかったし、走火入魔にならなかったし、掌門にまでならなかった。互いに互いが今に至るためには必要不可欠な存在になっているというか。
なんでこんなこと考え出したかといえば「岳清源のこと作者はどう思っているのかな」という何気ない一言からなので……あくまで物語的な存在意義として考えたのですが……とりあえず終わりです。
掌門になった後も、小九の前で曝け出す七哥の自我の時の一人称が「ぼく」なの、邦訳版ならではの味がするのでずっと噛み締めてますね……。畳む
#人渣反派自救系統